社内メンター制度の導入・運用
「社内メンター制度」について
メンター制度とは、先輩社員と新入社員や後輩若手社員と対話する機会を定期的に設ける制度です。
お互いの信頼関係を構築しながら、職場のコミュニケーションの向上に寄与します。
その結果、働きやすい職場環境の醸成や社員の定着向上(離職率低下)の効果を得ることができます。
社内メンター制度の導入・運用について、
特定非営利活動法人日本メンター協会の公認事業者(アドバイザー)の浅井英憲が
アドバイス・サポートを行います!
- 語句についての紹介
- ・メンター :先輩社員(聞き手、アドバイスする人)
・メンティー :新入・若手社員(話し手、相談する人)
・メンタリング:メンターとメンティーが定期的に対話をし、信頼関係を築いていくこと
・メンター制度:会社で実施運用する場合の呼び方 - メンター制度での対話は
- ・社会経験の有る先輩社員(メンター)と、新入社員や経験の浅い社員(メンティー)がペアとなり、
定期的継続的に対話(メンタリング)をしていきます。
・上司と部下の『上下』の関係でなく『ななめ』の近い関係をとり、対話をしやすくします。
・楽しみながら自由に対話して信頼関係を築きながら、共に成長していくことができます。 - メンタリング実施方法
- ・1回60分、1ヶ月に1回程度、半年~1年程度の期間で行います。
・原則ペア変更をせず続けていくことで信頼関係を築いていきます。 - メンター制度を取りまく背景
- ・日々の多忙な業務やコミュニケーション不足⇒孤立感⇒職場に居づらい気持ち
・コロナ禍で在宅勤務(テレワーク)により、仕事以外の何気ないコミュニケーションができない
・従業員は、会社や上司の自分への評価がどうなっているかの不安の増大
・上司も部下の評価が正しくできているか不安を感じている
⇒ 信頼関係が出来てくるなかで、少しずつ仕事についての悩みや相談がしやすくなります。
⇒ 風通しのよい、自分の居場所が有ると思える、安心感の有る職場環境が醸成されていきます。
社内メンター制度導入のメリット
*助成金との関係 ※令和4年4月1日より新規受付休止となっています
厚生労働省:人材確保等支援助成金(雇用管理制度助成コース):支給額57万円(72万円)
⇒ 新たに「メンター制度」を導入・実施・運用し、制度導入前より導入後の離職率が低下した場合
に支給
*「ユースエール認定企業」
若者の採用・育成に積極的で雇用管理の状況が優良な中小企業を、
若者雇用促進法に基づいて厚生労働大臣が「ユースエール認定企業」として認定する制度。
会社取り組み制度紹介の項目にメンター制度の有無を記載する欄が有ります。
・求人募集時や対外的に優良企業であることをアピールでききます。
・商品や広告に認定マークを付けることができます。
*ハローワークで新卒や若者を求人する際に、会社情報の中にメンター制度の有無の欄が有ります。
⇒ 会社が導入している職業能力の開発及び向上に関する取組みのひとつとしてアピール可能です。
特定非営利活動法人日本メンター協会HP
https://www.mentor-kyoukai.jp/
関東エリアのメンタリングオフィシャルパートナー
https://www.mentor-kyoukai.jp/関東エリアの相談窓口/
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